アトピー性皮膚炎の症状・対策・治療法・薬・原因


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温泉の入浴剤は、アトピーに効果ありますか?

 

アトピーに限らず腰や膝の病気の治療法として取り入れられていることの一つに湯治があります。

 

湯治というのは、温泉に入浴して、その効能・効果によって、病気を治していこうという民間療法です。

 

アトピーにもこのような湯治を行っている方がいます。

 

しかし、湯治というのは、1回温泉に入れば効果があるというわけではなく、長期に渡って入浴し続けてこそ、始めて結果が出てくるものです。

 

そのため、本格的にこの治療法を実践してみようということになると、温泉地に長期滞在するか、移住するか、などといった必要が出てきてしまいます。

 

これはちょっと敷居の高い治療法ですよね。

 

ですから、湯治に興味や関心があっても、なかなか試すことが出来ないのが現実です。

 

しかし、そこは文明の発達した現代社会ですから、とても便利なものがあります。

 

それは、ご家庭のお風呂でも気軽に温泉気分を味わうことが出来る入浴剤です。

 

そこで出てくる疑問が、このような市販されている温泉の入浴剤には、アトピーに効くのかということです。

 

もともと皮膚病に良いとされる温泉の効能・効果を持った温泉入浴剤には、炎症を抑えたり、高い保湿効果を持っていたりと、ある程度の効果があることでしょう。

 

ある程度というのは、やはり天然の温泉と比べると、入浴剤は化学的に合成されたものですから、どうしても多少の劣りは否めません。

 

そのため、全ての温泉入浴剤に効果があるわけではありません。

 

また、アトピーの人が入浴剤を使う時には注意点があります。

 

入浴剤には自然の素材から作られているものと、合成保湿剤や合成香料など人工的な化学成分から作られているものがあります。

 

このような合成成分や化学成分は体が拒否反応を起こしやすいので、特にアトピーなどの肌には刺激が強くなります。

 

できるだけ無添加のものを選ぶようにしましょう。

 

硫黄は天然成分なので大丈夫そうに思えますが、皮膚を乾燥させる働きをしますので肌がピリピリして痛くなったりかゆくなったりして、アトピーの症状が悪化してしまう可能性があります。

 

湯の花などは源泉の泉質に成分が左右されるため、硫黄が含まれているものも多くあります。

 

湯の花をアトピーの人が使う時は硫黄が入っていないかよく確認して選びましょう。

 

また、炭酸ガスが入った入浴剤は、アトピーの人には向いていません。

 

炭酸ガスの発砲が皮膚の刺激になり、炭酸ガスを発生させるためにたくさんの薬品が使われているためアトピーが悪化してしまう可能性があるのです。

 

炭酸ガスは体をポカポカ温めるので寒い日などは選びたくなってしまいますが、体が温まりすぎるとかゆみが起きてしまいます。

 

アトピーの人は皮膚の炎症を抑えるために、鎮静作用のある成分が入った入浴剤を選ぶと良いでしょう。

 

例えばカモミールやラベンダー、ペパーミントなどに抗炎症作用があります。

 

また、お風呂に浸かると天然の保湿因子がどんどん流れ出てしまうので、お風呂上りに肌が乾燥します。

 

乾燥した肌はバリア機能が低下します。

 

もとから乾燥しやすいアトピー肌は特に注意が必要です。

 

そこで、入浴剤にはスクワランやセラミドなどの保湿成分が配合されているものを選ぶことをお勧めします。