アトピー性皮膚炎の症状・対策・治療法・薬・原因


ファムズベビー


赤ちゃんがアトピーの場合、授乳時に注意することは何ですか?

 

赤ちゃんのアトピーは、早くて生後2〜3ヶ月頃には発症します。

 

アトピーの赤ちゃんを母乳育児で育てている方もいると思います。

 

母乳は血液の成分から作られているので、ママが食べた食べ物の種類によって、微妙に成分に違いが出てきます。

 

赤ちゃんがアトピーを発症している場合には、母乳をあげているお母さんは、食事を摂る際には色々と気をつけなければならないことがあります。

 

それでは、具体的にどのようなことに注意したら良いのでしょうか。

 

まずは、食物アレルギーの出やすいような食べ物はできるだけ控えるということです。

 

アトピーのお子さんの場合、何かしらの食物アレルギーを持っている場合が多くあります。

 

症状が2ヶ月くらい治らない、あるいは酷くなるような場合は、食物アレルギーを合併している可能性が考えられます。

 

乳児の食物アレルギーの原因となるもので最も多いのが、小麦、卵、牛乳です。

 

母親が食べた卵や牛乳などのアレルゲンが原因となって、母乳を飲んでいる赤ちゃんの症状が悪化する場合があります。

 

赤ちゃんが離乳食を始める頃まで、アレルギーが出やすい食べ物に注意して控えるようにしましょう。

 

ちなみに、妊娠中に卵や牛乳などアレルギーの原因となる食べ物を避けることで、生まれてくる赤ちゃんのアレルギー発症を予防できるという科学的な根拠はありません。

 

妊娠中は栄養バランスの良い食事をすることが大事です。

 

尚、乳児期に発症した食物アレルギーは3歳頃までに約5割、小学校入学頃までに8〜9割の人が治ると言われています。

 

次に料理に使う油ですが、私たちが普段多く使っている油には、アトピーには良くないと言われているリノール酸を含んだものが多いです。

 

最近の調査によると、総脂肪酸中の母乳のリノール酸含量は、日本人13%、ドイツ人9%、オーストラリア人8%、 スウェーデン人8%です。

 

そのため、母乳育児中はリノール酸の摂取を制限するべきです。

 

油分を全く摂らないわけにはいきませんので、使用する油はなるべくオリーブオイルにしましょう。

 

地中海地方で、オリーブ油や菜種油を良く摂っている人々は、心臓病死の危険率が70%に減少したという報告があります。

 

血中のリノール酸が減り、α-リノレン酸とオレイン酸が増加したためと考えられています。

 

魚介類、大豆などの豆類、副菜が緑黄色野菜、根菜、きのこ類、海藻類などを摂取することで、リノール酸が少なくなり、アレルギー体質になるのを抑えるα-リノレン酸(魚油類)をたっぷり摂ることが出来ます。

 

つまり、アトピーには和食が良いということですね。

 

赤ちゃんがアトピーを発症したからといって、母乳育児を止める必要はありません。

 

母乳には免疫物質が豊富に含まれています。

 

アトピーや乳児湿疹の改善には免疫力が必要です。

 

免疫力の数値が低い赤ちゃんはアトピー発症リスクが高いことが実際の統計でもわかっています。

 

母乳にはアトピーやアレルギーの発症を予防する効果も期待できるのです。

 

アトピーや乳児湿疹の症状が酷い場合は、ママが食べる食事を見直してみましょう。

 

甘いケーキやチョコレート、スナック菓子、ラーメン、揚げ物、ファストフード、添加物が多く含まれる食べ物などは、アトピーに限らず避けた方がよいでしょう。

 

母乳育児中のママは、栄養バランスの整った食事を心掛けることが大切です。

 

母乳育児中のママが積極的に摂取したい食べ物については、母子手帳にも記載されているので確認してみて下さいね。

 

母親の除去食だけでは赤ちゃんのアトピーが改善出来ない場合は、最終的には母乳を諦めて、ミルクに切り替えることで症状が改善されたケースもあります。

 

医師によっては、完全母乳から粉ミルクに変えるように指示されることもあるようです。

 

完全母乳か粉ミルクは大切な育児方針でもあるため、医師とよく相談して下さいね。

 

尚、ママ自身がアトピーやアレルギー体質であっても、その母乳を赤ちゃんが飲んでいるからといって、アトピーが発症しやすくなることはありません。

 

母乳から赤ちゃんにアトピーが移るといった医学的な情報はありません。

 

ただし、体質的な親子の遺伝の可能性は否定できないでしょう。

 

赤ちゃんのアトピー予防のためには、「アトピーっ子にしない母乳育児BOOK」という本を参考にするといいでしょう。

 

この本ではアトピー・クッキング60数種をカラー写真でわかりやすく紹介しています。

 

おいしく食べながらアトピーを予防・改善します。