アトピー性皮膚炎の症状・対策・治療法・薬・原因


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アトピーとリノール酸の関係

 

アトピー治療において、食べ物に注意することは、とても大事なことの一つです。

 

誰もがご存知のように、食べ物には様々な栄養素が含まれていて、その食べ物から栄養を摂取することによって、私たち人間は生命活動を維持しています。

 

しかし、食べ物に含まれるものといっても、体にとって良いものもあれば、そうでないものもあります。

 

少量なら必要なもの、摂り過ぎは良くないもの、少しの量でも摂るべきではないものなど、色々とあります。

 

例えば、脂質は体にとって必要な栄養素ではありますが、摂り過ぎてしまうと太ってしまったり、様々な病気を引き起こしてしまう原因ともなりますよね。

 

アトピーにとって良くないと言われている成分の一つに、リノール酸があります。

 

リノール酸というのは油に含まれる成分です。

 

このリノール酸が、体内でアラキドン酸という物質に変換されます。

 

このアラキドン酸から生成される様々な物質が、アトピーの症状となる炎症の反応を強めてしまう働きがあるのです。

 

ですから、リノール酸を摂り過ぎてしまうと、アトピーの症状を悪化させてしまう原因となってしまうのです。

 

リノール酸は必須脂肪酸ですが、摂り過ぎると免疫細胞が働きにくくなります。

 

その結果、アトピー性皮膚炎や花粉症などのアレルギー性炎症疾患を引き起こすと言われています。

 

また、動脈硬化や心臓病などを誘発する可能性もあると言います。

 

油に含まれる成分といっても、全ての油にリノール酸が含まれているわけではありません。

 

私たちが良く使う、サラダ油やべにばな油、コーン油などの植物油には、多くのリノール酸が含まれています。

 

日本人のほとんどはリノール酸を過剰に摂取していると言われています。

 

しかも、リノール酸は加工食品やスナック菓子、マヨネーズ、小麦、米、大豆といった穀物など、私たちがふだん口にする身近な食品にも多く含まれています。

 

そのため、注意していないとすぐに摂り過ぎてしまうのです。

 

リノール酸を摂り過ぎるとアトピー肌の炎症が悪化し、皮膚の細胞膜に酸素や栄養が行き渡りにくくなります。

 

すると、肌から水分が失われて肌のバリア機能(細菌や有害物質から肌を守る働き)が低下し、新陳代謝も衰えてしまいます。

 

その結果、肌のかゆみやカサつきが悪化する他、アトピーやアレルギー性皮膚炎、乾癬などの肌トラブルを招くのです。

 

アトピーを改善するにはリノール酸の摂取量を減らしましょう。